【クトゥルフ神話】世にも恐ろしい!最恐の神々6選!

広大な宇宙を支配する太古の神々。

 

人智を遥かに超越する彼らにとって、

私たち人間は、その強大な力にただ翻弄されるだけの

取るに足らない存在です。

 

いつしか時代の経過とともに、地上から姿を消した神々は

深海や宇宙、混沌に身を移し、

やがて復活するその時まで、

深淵からこの世界を静かに覗いています。

 

こんにちは。えむちゃんです。

今回は、クトゥルフ神話に登場する

世にも恐ろしい神々6選をご紹介します。

 

スポンサーリンク

クトゥルフ神話とは?

1920年代、アメリカの怪奇小説家

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトと

彼を中心とする作家たちとの間で創り出された

架空の神話体系“クトゥルフ神話”。

 

古代より人々の伝承や記述で伝えられてきた

ギリシャ神話やケルト神話、聖書の物語などに対し、

クトゥルフ神話は、ラヴクラフトたちの作品に登場する

神々や魔術書などを体系化したものです。

 

そのため、そこに登場する異形の神々については、

それぞれで独自の解釈や新たな設定が付け加えられており、

他の神話とはまた別の、不思議な世界観を持っています。

 

人類に害悪をもたらす、

邪悪な存在として描かれる

クトゥルフ神話の神々。

 

中でも最恐と謳われる神々は

一体、どれほどまで恐ろしいのでしょう。

 

クトゥルフ神話の最恐の神々6選

宇宙の創造主・アザトース

宇宙の創造、あるいはそれ以前から

宇宙空間に存在していたとされる、”外なる神“。

その総帥に君臨するのは、

「万物の王」「白痴(はくち)の魔王」と呼ばれるアザトースです。

 

宇宙に存在する全てのものは彼の思考によって創造され、

その姿を見てしまった者は

存在自体を根底から破壊されてしまいます。

 

見ることを許されないアザトースの姿とは、

形を持たない無定形、暴走するエネルギーの塊です。

宇宙の中心、沸騰する混沌の中に身を置き、

膨張と縮小を絶え間なく繰り返しています。

 

忌わしい言葉を吐き続ける彼の周りでは、

心を持たない使者たちが囲い、

呪いの楽器を奏でながら踊り狂います。

 

現在アザトースは眠りについており、

何か行動を起こすことはありませんが、

彼の使者である、ニャルラトホテプという名の神が

その意思を汲み取り、即座に遂行すると言われています。

 

邪悪な使者・ニャルラトホテプ

ニャルラトホテプは、魔王アザトースの意思を具現化する

「外なる神」の使者です。

 

「闇に吼えるもの」「暗黒のファラオ」「這い寄る混沌」など

あらゆる姿に化身することから、

千の顔を持つ者“とも呼ばれます。

 

ニャルラトホテプはエジプト最古の魔神であり、

世界の終末が来ると

顔のない黒い男の姿で砂漠に現れ、

死を撒き散らすと言われています。

 

狂気と混乱をもたらすことを楽しみとする彼は

その黒い企みにより、時には人間に姿を変え

人々を誘導します。

歴史に名の残る、秘密結社を復興させた神父や、

核兵器を開発する科学者などは

彼の化身であったのではと囁かれています。

 

周囲の神々を罵るほどに強いニャルラトホテプですが、

地の属性を持つ彼にとって、火の属性を持つ

火炎の王・クトゥグアは唯一の天敵であり

その存在を恐れています。

 

スポンサーリンク

時空を超越した最強の神・ヨグ=ソトース

全にして一、一にして全なる者。

「外なる神」の副王、ヨグ=ソトース

宇宙の理を超越する、唯一無二の概念です。

 

時空と空間をまたにかけ、

すべてと共にありながら、同時に、存在していない。

 

全てのことがヨグ=ソトースの一部であり、

全てを認識するがゆえ

その存在は全宇宙の歴史の一切を記録する

記憶概念なのではないかとも言われています。

 

その見た目は、虹色に光り輝き、

泡のように絶えず沸き立つ球の集合体を装っていますが、

真の姿は、その奥に身を潜める

触覚を備えた無定形の怪物です。

 

地球と宇宙の、真実の歴史が書き記された

禁断の魔術書「死霊秘宝(ネクロノミコン)」には、

ヨグ=ソトースとは、外なる神が住む外宇宙への門の鍵にして

守護者であると記されています。

 

大いなる邪神・クトゥルフ(Cthulhu)

人類が誕生する以前から地球に君臨していた

旧支配者、グレート・オールド・ワンと呼ばれる神々の中で

最も恐ろしいとされるのが、大いなる邪神・クトゥルフです。

 

その姿は、

タコのような頭部に無数の触手を備えた顎、

鋭い鉤爪、コウモリのような翼、

大きな目は悪意に満ち、

体表はぬめりのある鱗、もしくは

ゴム状のこぶに覆われているとされています。

 

しかし、その実体は、

自在に姿を変えることができる無定形な塊です。

 

太古の昔、暗黒の星より

地球へとやってきたクトゥルフは、

およそ3億年前に南太平洋上に存在したとされる

ムー大陸を支配しました。

 

しかし、地殻変動によって力を失い、現在は

太平洋に沈む海底都市ルルイエの

中心部にそびえ立つ石造りの館で、

深い眠りについています。

 

そして星座の位置が正しく復帰する時、

クトゥルフは眠りから覚め

再び地球を支配すると予言されています。

 

宇宙の風を支配する神・ハスター

ハスターは、風を象徴とする神です。

 

牡牛座の赤い星・アルデバラン付近の暗黒星にある

ハリ湖の湖底に住み、

その姿は、様々な形で描かれますが、

一説には多数の触手を持つとされています。

 

グレート・オールド・ワンに属し、

「名状(めいじょう)しがたきもの」「邪悪の皇太子」などの異名を持ちます。

古い文献には、ヨグ=ソトースの息子、そして

クトゥルフの半兄弟であるとも記されています。

 

しかしながらクトゥルフは水を象徴する神であり、

対立する風の神ハスターは敵対関係にあたります。

そのことから、しばしば人類を助ける温厚な神として

信仰されます。

 

 

火炎の王・クトゥグア

知性ある火の精を従える火炎の王・クトゥグアは、

グレート・オールド・ワンに属し、

地上を破壊する力を持つ神です。

 

巨大な「生ける炎」の姿をし、

地球から約25光年離れたうお座の一等星・

フォーマルハウトを住処としています。

 

外なる神の使者にして、人間を陥れるニャルラトホテプにとって

唯一の天敵であるクトゥグアは、

呪文の詠唱により、地上への召喚が可能です。

 

過去には、1940年にウィスコンシン州・リック湖畔に召喚され、

地上で悪さをするニャルラトホテプが当時住処としていた

ンガイの森を焼き尽くしたのでした。

 

人類の理解を超える、クトゥルフ神話の神々。

いかがでしたか?

 

世界には、国の数、時代の数だけ神話があり、

それぞれに数多の神々が登場します。

 

世界中の神話に伝わる最強の神々のお話は

概要欄に動画をご紹介していますので、

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

えむチャンネルでは、世界に存在する

不思議や都市伝説、神話などをご紹介します。

 

この世の解明されていない謎に興味がある人は、

今すぐチャンネル登録と高評価をお願いします!

 

この記事をSNSでシェア!
スポンサーリンク

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!