人類滅亡までわずか4年!?天才アインシュタインの警告!

「地上からミツバチが姿を消したとき
人類に残された時間はわずか4年である。

ミツバチも、草花の受粉も、植物も、動物も、
人間たちも、もういない。」

If the bee disappeared off the surface of the globe,
then man would have only four years of life left.

No more bees, no more pollination,
no more plants, no more animals, no more man.

20世紀最高の物理学者
アインシュタインが残した、奇妙な警告。

数々の常識を覆し
世界に大きな影響をもたらした大天才曰く、

我々人類の存続には、
小さな小さなミツバチという存在が
密接に関係しているのだといいます。

近年に見る、ミツバチたちの異常な行動。

迫り来る破滅の時を、
彼らは静かに警告しているのでしょうか?

こんにちは。えむちゃんです。

今回は、滅亡までわずか4年!?
天才物理学者アインシュタインの警告
をご紹介します。

スポンサーリンク

ミツバチと人類の関係

ミツバチの役割

アインシュタインが提言した
ミツバチと人類存続の関連性。

ミツバチとは、ハチ目ミツバチ科ミツバチ属に属し
現在、世界に9種類の生息が確認されている生物です。

小さな昆虫ながら
自然界に与える影響は非常に大きく、

草花の花粉交配を担う媒介者として
重要な役割を果たしています。

彼らが支えているのは
植物界だけではありません。

食料の安全保障や、農業・農村の開発を進める
国際連合食糧農業機関(FAO)の発表によると、

世界中の食糧のおよそ90%にあたる
100種類の作物のうち、

ミツバチが受粉を手伝っているものは
なんと71種類にものぼるとされ、

もはや私たち人類の食糧事情にも
ミツバチは欠かせない存在となっているのです。

ミツバチがいなくなると・・・?

アインシュタインの危惧した
ミツバチの失踪と人類滅亡の未来。

地球の生態系の多様性の維持や
自然環境の保全にも大きく貢献するミツバチが
こつぜんと姿を消した時、

当然、彼らを介して受粉をしていた
多くの植物は失われ、

食物連鎖は瞬く間に崩壊します。

植物を食べて生きる生物たち、
彼らを食べる肉食のものたちもまた
次々にその数を減らしていくでしょう。

私たち人類も例外ではありません。

農作物も家畜も育たず、
世界は深刻な食糧難に陥ると予想されます。

滅亡までのタイムリミットは、たった4年。

人類の歴史は、あっけなく幕を閉じるのです。

反論

さて、ここで反対の意見も見てみましょう。

「人類の主食である
小麦やトウモロコシ、米、ジャガイモなどは
ミツバチがいなくても花粉交配が可能であるため、
人類が滅亡するまでには至らないのでは?」

しかしそうはいっても、事実、多くの農作物は
花粉交配にミツバチのような媒介者の存在が必要になります。

それは人間にとって
大切な栄養源である、野菜や果物。

私たちが毎日のように消費するお茶に至るまで。

一説に、世界全体の食糧生産のおよそ35%は
昆虫をはじめとした媒介者に依存
しており、

さらにその媒介者のうちほとんど、90%は
家畜のセイヨウミツバチによって賄われている
と言います。

ミツバチがいなくなるだけで、
それほどの食糧が失われることになるのです。

すさんだ世界は混乱に陥り、食糧を巡って
各国は争いを始めるでしょう。

そうして人類は、食糧が尽きるのを待たずして
武力によって自ら滅びゆく。

これが、天才物理学者の見た
ミツバチのいない未来なのでしょうか。

世界の蜂群数の傾向は?

では、現状のミツバチの数(蜂群数)は
世界規模で見て、どのようになっているのでしょう?

国際連合食糧農業機関(FAO)の研究では
2007年時点での全世界における
ミツバチの群の数は7260万群と推定され、

1961年以降、約45%増加していることが分かっています。

しかし一方で、大きな影響力を持つ
アメリカやドイツ、EU域内の国々においては
年々減少し
ており、

人間社会における生産性の視点から見れば
ミツバチの数が減っているという印象が強いのです。

世界各地で起きた奇妙な現象

全体数が増えているなら
「人類の滅亡など杞憂だろう」と、お考えでしょうか?

実は、2000年代に入ってから
世界ではミツバチに関する奇妙な現象が
次々と起こっています。

2006年 アメリカで起きた事例

それは2006年、
アメリカで初めて報告されました。

「飼育していたミツバチの群れが
一夜にして姿を消してしまった」

ミツバチが集団で巣から逃げてしまうこと、
すなわち逃去(とうきょ)という現象は
往々にしてあることです。

ところが、この事例は
通常とは全く異なる異常事態でした。

働き蜂のほとんどが姿を消した巣箱には
蜜や花粉が十分に貯蔵された状態で
女王蜂と幼虫だけが、なぜか残されていたのです。

周辺にはミツバチの死骸も見つからず、
どこへ消えたか不明のまま。

さらには、同様の現象がその後各地で頻発し

アメリカで飼育されているミツバチ全体の
実に4分の1が逃去
する事態となりました。

この不可解な現象は
蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)
(Colony Collapse Disorder, CCD)と名付けられ、

世界中の研究者たちは
食糧生産への深刻なダメージを危惧して
原因究明を急ぎました。

原因の仮説

病気かストレスか、

ダニなどの寄生虫にやられたか、

農薬の影響か、栄養不足か・・・

あるいは、これらの要因が
複合的に絡み合って起きたのか?

しかし、いずれも真相解明には至っておらず、
ミツバチの謎の行動は依然として謎に包まれています。

蜂群崩壊症候群はアメリカに限らず、
ドイツやスイス、フランス、オランダ、
ブラジル、インドなど世界中で確認され、

さらなる研究の結果、類似した事例が
古くは1990年代にもヨーロッパ全域で
発生していたことが判明
しました。

スポンサーリンク

現状

その後、欧米などにおいては、
因果関係があると推測される
特定の農薬や殺虫剤の使用を禁止するなど、
様々な対策が取られ、

アメリカでは
長年減少傾向にあったミツバチの数が
2017年、前年より増加したと報告されていますが、

原因不明である以上、対策も手探りであるのが現状です。

絶妙なバランスの上に成り立つ、自然の摂理。

それにより生かされている
我々人類の運命は

わずかな変化に多大なる影響を受け、
そして容易く崩れます。

忽然と姿を消したミツバチのように
もしも人間が一人残らず一斉に地上から消え去った時、
次は一体、どこに影響が及ぶのでしょう。

我々のいない地球上で、
一体、何が起きるのでしょう。

人類滅亡後、1億年に渡り地球で起こるであろう出来事については
こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

この記事をSNSでシェア!
スポンサーリンク

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!