神が創り出した!世界最強の3体の生物!

神が創り出したとされる、世界最強の3体の生物

大地・海・空を支配する彼らは、想像を絶するほどの巨体を持ち、不死身とも思える強さを誇ります。

かつて神々が天地を創造した原初の時代から、世界の終焉のその時まで君臨するといわれる、伝説の生物たち。

彼らは一体どのような存在なのでしょうか?

こんにちは。えむちゃんです。

今回は、神が創り出した最強にして最高の三体の生物をご紹介します!

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最高の生物・ベヒモス

旧約聖書における、完璧にして最高の生物。

神の最高傑作”と称されるベヒモスです。

ベヒモスは、天地創造の5日目に神によって創造されました。

その姿は、杉の木のような尾に青銅や鋼鉄のような骨を持ち、川の流れにもびくともしないほどの巨体を持つと言われています。

しかし、その性格は非常に温厚で、食事は肉を食べずに草を摂り、全ての獣たちに好かれています。(ヨブ記40章)

壁画や文献にはしばしば、カバやサイに似た獣の姿で
描かれます。

大地に君臨するベヒモスはもともと、次にご紹介する海の支配者・レヴィアタンとともに海に住んでいました。

しかし、それぞれがあまりに巨大であるため、海におさまりきらず、ベヒモスが大地に住むようになったと
言い伝えられています。

最強の生物・レヴィアタン

海を支配する“最強の生物”として恐れられるのは、レヴィアタン、またの呼び名を、リヴァイアサンです。

ベヒモスと同様、神が天地創造の5日目に創り出したとされています。

海を泳ぐたびに渦を作り出す巨体に、いかなる攻撃をも跳ね返す硬い鱗。

口には大きく鋭い歯がびっしりと生えています。

その姿は大蛇のように描かれることが多く、温厚なベヒモスとは反対に、気性がとても荒い、恐ろしい聖獣です。

かつてレヴィアタンはつがいで存在していましたが、その危険な性質から、繁殖することを恐れた神が雄を殺し、代わりに雌を不死身にしたとする説もあります。

また他の一説では、大地の支配者ベヒモスこそが、レヴィアタンのつがいであるとも言われています。

中世になると、レヴィアタンは、キリスト教の七つの大罪における、“嫉妬”を司る悪魔であるとも考えられました。

あらゆる悪魔祓いも通用しない強さから、サタンとベルゼブブに次いで、三番目に力を持つ存在とされています。

→ 『【七つの大罪】七人の恐ろしい悪魔達!キリスト教の七つの大罪を徹底解説!

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天空の王・ジズ

大地のベヒモス海のレヴィアタンに並び、空に君臨するのが、ユダヤ教に伝わる”全ての鳥の王“・ジズです。

体の大きさはレヴィアタンと並ぶほどであり、翼を広げれば太陽は隠れ、地上に立てば頭が天空に届くと言われています。

巨大な鳥や、グリフォンのような姿で描かれることが多いジズ。

ベヒモスやレヴィアタンとは若干性質が異なり、基本的には神に忠実で、世界の秩序を維持する存在だとされています。

しかし、その巨体ゆえに、しばしば意図せず、人類に災厄をもたらすこともあります。

ある時、ジズの産んだ卵が落ちて割れたことがありました。

卵から中身が流れ出すと、それはやがて洪水となり、60の街と300もの杉の木を飲み込んだといいます。

ジズは普段は卵を大切に守っていますが、卵が腐った場合などは、蹴飛ばして地上に落としてしまうため、度々このような災害が起きると言い伝えられています。

陸海空を支配する三体の巨大な怪物たち。

世界に終末が訪れると、ベヒモス・レヴィアタン・ジズは、それぞれが滅ぶまで戦わされ、残った体は供物(くもつ)として捧げられると言われています。

やはり、神話の世界はスケールの大きさが違いますね。

世界を破滅に至らしめる力を持つ最強生物を作り出した神々は、時には人々を助け、また時には人々を滅亡へと導きます。

あらゆる国、あらゆる時代に描かれる神話の中でも、最高神として崇められる神々は、一体どのような力を持っているのでしょうか?

世界の最高神9選については、こちらの記事でご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

→ 『世界最強の神は誰か?世界の最高神9選!

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